東京の街を舞台にしたデザイン&アートの祭典として2017年からスタートした「DESIGNART TOKYO(デザイナート・トーキョー)」が、2021年10月22日(金)から10月31日(日)の10日間に亘って開催されました。ワールドの北青山ビルはメイン会場およびインフォメーションセンターとして参画。会期中は秋晴れの日も多く、のんびりと街を散策しながらアートと出合えるイベントとなりました。ここでは、ワールド北青山ビルをはじめとした各スポットの様子をご紹介します。
ワールド北青山ビル/「KURADASHI~発想の原型~」「BLOOM by ジョニー・チウ×神戸レザー」
メイン会場兼インフォメーションセンターとなったワールド北青山ビル。会場に入ると、まず目に入るこちらの展示は、「StringⓇ」の製品であるシェルフで「再生」を表現しています。テレビやデッキのリモコンなどにある再生ボタンをシンボライズしており、インフォメーションセンターの入り口にふさわしい展示で来場者を出迎えました。
こちらの会場では、クラウドファンディングサービス「うぶごえ」と共に、市場に出回っていないクリエイターの秘蔵の作品を購入できるイベント「KURADASHI~発想の原型~」を開催しました。デザイナーの倉本 仁氏がキュレーションを担当し、国内外の若手から著名デザイナーまで多くのクリエイターが参加。彼らが試行錯誤を経て生み出した作品の原型や、様々な理由でアトリエや倉庫に眠り、市場に届くことのなかった秘蔵の作品を展示販売しました。
ソファやスツール、照明器具などの実用的なアイテムから、とんぼが止まるための枝を立てる装置まで、クリエイターのさまざまな作品が並びました。初日から多くの作品が購入される盛況ぶりで、数日で展示作品の2/3以上が売約済みに。購入者が決まってからも会期中は展示を継続し、多くの来場者が作品を一点一点じっくりとご覧になっていました。
屋外展示は、神戸レザーを贅沢に使用したチェア。まるで花が咲いたようなデザインが目を引く「BLOOM by ジョニー・チウ×神戸レザー」 (画像手前)は屋外・アウトドアでの使用も想定したガーデンチェアで、オブジェのような美しさでありながら折り畳んで旅客機や船舶、車で持ち運ぶことも可能な仕様です。実際に座り心地を試される来場者も。こんなおしゃれなチェアが似合うテラスがある素敵な家に住みたいものです。
今年も、期間中の北青山ビルでは電動アシスト付きスポーツサイクルVanMoofの試乗キャンペーンを開催。スタイリッシュな見た目からは想像ができないほどパワフルなモーターを搭載しており、快適な乗り心地が特長です。
東京の街全体がミュージアム。様々なスポットでアートに遭遇
期間中は、ワールド北青山ビルのある表参道はもちろん、外苑前、原宿、明治神宮前、渋谷、恵比寿、代官山、中目黒、六本木、銀座など、都内の様々な場所でアートが展示されました。様々なスポットで開催している様子を盛り込んだ動画を公開していますので、ぜひチェックしてみてください。
DESIGNART TOKYO 2022が今年2022年の秋にも開催予定です。芸術の秋に、散歩しながらのんびりとアートに触れてみてはいかがでしょうか。