使用済み段ボールのクローズドリサイクルによる紙袋提供開始について

※本リリースは丸紅フォレストリンク株式会社、株式会社シモジマ、株式会社ワールドの連名で配信しております。

丸紅フォレストリンクス株式会社(以下、「丸紅フォレストリンクス」)、株式会社ワールド(以下、ワールド)、および株式会社シモジマ(以下、シモジマ)はワールドグループの株式会社アルカスインターナショナルが展開するレディスのファッションブランド「SHOO・LA・RUE(シューラルー)」向けに、使用済み段ボールを回収し再資源化を行うサーキュラーエコノミー(循環型経済)(*1)モデルの提供を開始いたします。

今回の取り組みは、㈱ワールドの物流センターで排出された使用済み段ボールの一部をリサイクルした古紙100%の再生紙を、ショッピングバッグに使用します。丸紅グループ3社(丸紅フォレストリンクス、丸紅ペーパーリサイクル、興亜工業)は使用済み段ボールの回収から、原料供給、再生紙の生産・供給まで、シモジマはショッピングバッグの製品化を行っています。この取り組みで生まれたショッピングバッグは、2024年3月15日(金)リニューアルオープンのシューラルー 流山おおたかの森S・C店を皮切りに順次全国の店舗にて提供が開始されます。

使用済み段ボールのクローズドリサイクル(*2)により生産されたショッピングバッグ

丸紅グループ3社、ワールド、およびシモジマは、今後も互いのシナジーを活かし消費者の循環型社会への関心を促すと共に、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

(*1)サーキュラーエコノミー(循環型経済)とは、従来の経済活動では廃棄されていた製品や原材料などを「資源」と捉え、リサイクルや再利用などで活用して資源を循環させるという経済システム。

(*2)自社が回収した使用済みの素材を、再び自社において再利用すること

ワールド サスティナビリティ プランについて

https://corp.world.co.jp/csr/pdf/world_sustainabilityplan_2022.pdf

創業以来「価値創造企業グループ」として進化するワールドグループは、1992 年に顧客価値と生産性の最大化を目的に、消費者を起点に小売から生産までを一気通貫させロス・無駄を価値に変える「SPARCS(スパークス)」構想を発表し、多業態・多ブランド戦略を実現してきました。これからも「生活文化の多様性」と「ロス・ムダのない産業世界」の高次元の両立で、多様で選択肢のある持続可能な社会の実現を目指します。

ワールドグループが創る生態系を通して、ファッション産業の多様性・持続性に貢献