(株)ワールドは、グループで推進するサスティナビリティプランの一環として、GHG(温室効果ガス)削減を含む環境負荷を考慮したサスティナブル素材を開発しました。同素材は、2023年秋冬から「CIRCRIC(サーキュリック)」という素材ブランドとして、ワールドグループで今秋およそ26万枚を販売します。
ワールドグループは昨年6月に発表をしたサスティナビリティプランで、2030年までにスコープ3※における製品1点あたりのGHG(温室効果ガス)20%の削減を、中期ロードマップでは2026年度末にサスティナブル原料の使用率20%を目指し、原料調達、製造までサプライチェーンの再構築とリサイクル原料の開発を推進しています。
環境負荷を考慮した素材「CIRCRIC」は、同取り組みの一環として昨年からワールドの生産系子会社(株)ワールドプロダクションパートナーズがサプライヤーと共に開発を重ねてきました。「CIRCRIC」を使用した商品は、今秋から店頭およびオンラインストアで順次販売を開始し、ワールドグループの「インディヴィ」や「オペーク ドット クリップ」、「ドレステリア」など13ブランドでおよそ26万枚の商品を販売します。また今後はグループ内のみならずOEM、ODMを通して業界内を横断して拡大をします。 ※スコープ3:取引先や自社製品・サービス利用に伴う排出量
◆CIRCRIC使用アイテムはこちらから
https://store.world.co.jp/s/brand/circric/
環境貢献数値を明確にした、ワールドグループのサスティナブル素材ブランド
今後ワールドグループがサスティナブル原料(再生、リサイクル原料)、作り場(グリーンファクトリーなど)を活用して生産した素材および製品には、2023年秋冬から「CIRCRIC(サーキュリック)」というブランドネームを使用します。※ワールドグループではさらに3カテゴリーに分類します
「CIRCRIC」の使用により、これまで定義が定めにくかったサスティナブル製品において環境貢献数値を明確にすることが可能になります。
「CIRCRIC(サーキュリック)」について https://store.world.co.jp/s/brand/circric/
◆CIRCRIC 3カテゴリー
CIRCRIC with THE EARTH
木材・植物由来の持続可能な原料を使用した素材やオーガニックコットン等の環境に配慮した生産背景を持つ素材に適用。
CIRCRIC for RECYCLE
リサイクルポリエステルやリサイクルナイロン等のリサイクル原料を使用した素材に適用。
CIRCRIC for WORLD LOOP
ワールドグループの衣類を使用したクローズドループにおける循環素材(サーキュレーション素材)を使用した際に適用。
参考)ワールドグループのこれまでの取り組みに関するプレスリリース
―ファッション産業の多様性と持続可能な社会を目指して―「GHGを可視化したサスティナブル新素材」を開発 環境省事業を通じて企業を横断して成果創出
https://corp.world.co.jp/news/company/2023/1811/
ワールド サステナビリティ プランについて
https://corp.world.co.jp/csr/pdf/world_sustainabilityplan_2022.pdf
創業以来「価値創造企業グループ」として進化するワールドグループは、1992 年に顧客価値と生産性の最大化を目的に、小売から生産までを一気通貫させロス・無駄を価値に変える「SPARCS(スパークス)」構想を発表し、多業態・多ブランド戦略を実現してきました。これからも「生活文化の多様性」と「ロス・ムダのない産業世界」の高次元の両立で、多様で選択肢のある持続可能な社会の実現を目指します。