ワールド青山ビル1階で、映像のイルミネーション
“Tokyo Kaleidoscape 2008-2009”を開催
~クリスマスと新春、2つの演出で1/30(金)迄~
株式会社ワールド(本社:神戸市)は、ワールド青山ビル(港区北青山3-5-10)1階エントランスで、 12月16日(火)から、2009年1月30日(金)まで、照明デザイナー東宮 洋美(とうみや ひろみ)氏が手掛ける映像のイルミネーション“Tokyo Kaleidoscape 2008-2009(東京 カレイドスケープ)”を開催します。
イルミネーションは、12月26日(金)までクリスマスを、12月27日(土)以降は新春をイメージした2タイプで、期間中の17:00~24:00に実施。カレイドスケープ(万華鏡)の様に変化する3次元グラフィックスの映像は、当社が今年10月に青山ビルエントランスに設置した、ゲーリーパートナーズ制作の巨大な木製のベンチ“Tokyo Bench(東京ベンチ)”の曲線と美しい調和を織り成しています。
色彩が変化を見せながら、現れたり消えたりする輝きの映像は、カラーライティングと溶け合いながら、冬の夜の青山通りからひときわ目をひき、光の織り成す風景は、ひとりで思いにふけることも、大切な人と思い出を作ることもでき、鑑賞者それぞれに新しいイルミネーションを体感いただけます。
当社は「価値創造企業」として、創業理念のひとつに“生活文化への貢献”を掲げており、青山ビルのエントランスは、当社にお越しになるお客様をお迎えする場として、また、青山の街並みに相応しい景観作りも考慮しながら活用を進めております。常設の“Tokyo Bench”と合わせて、今後もインスタレーションや、当社ブランドのディスプレーなど、魅力的なファッションを発信するためのコミュニケーションツールを提案していきます。
開催概要
- 日時:
- 2008年12月16日(火)~2009年1月30日(金) 17:00~24:00 期間中毎日実施
◇クリスマスの映像「Sweet Sexy Sky」:12/16(火)~12/26(金)
◇新春の映像「Sharp Silent Sea」:12/27(土)~09年1/30(金)
※20分の映像が17:00~24:00の間、繰り返し放映されています。
制作に関して
“大切な思い出”を感じる画像をピックアップし、ミラー反射と反復をくりかえすソフトで加工をした後、数種類の動画を編集したもの。“思い出・記憶”というアナログな感覚をデジタル処理することで、目に入る映像はふたたびアナログで直感的な様相を放ちます。
東宮 洋美(Hiromi Tomiya)
照明デザイナー
株式会社ライトスケープ・デザイン・オフィス 代表取締役
1980年東宮照明設計事務所入社。1994年“光の景観”を意味する「ライトスケープ LIGHTSCAPE」を商標登録。2004年社名変更、現在に至る。
住宅、オフィス、商業施設、駅、空港などの建築、インテリアの照明デザインを行ない、人や空間との関係における光の重要性と可能性を探究している。映像による光の世界のプロローグ[カレイスケープ]、オリジナルハロゲンランプ[ジュエルアイ]の開発などがある。
主なプロジェクト(竣工年):二番町ガーデン、丸の内北口ビル(2004)中部国際空港コンセッションエリア、 BMW Square(2005)BMW勝どきアプルーブドカーセンター、IBIZA青山(2006)札幌8・3スクエア、ライ ティング・フェアPHILIPSブース、ecute立川、港北みなも、ワールド青山ビル、ライティング・オブジェ展出品(2007)パサージュ青山、ブリーゼタワー(2008)
Tokyo Benchに関して
エントランスホールでお客様をお迎えするスペースの演出として、10月4日に常設しました。
素材:木製(楓)/W: 11,430 ×H: 1,440 ×D: 6,330 (単位:mm)
デザインと制作:ゲーリーパートナーズ
高度な手作業で作られた優雅な曲線が特徴的な、全長23mにおよぶベンチ。楓の細い角材ひとつひとつをスチームすることで、極限まで曲げ、1本ずつ木くぎで固定した、素材への理解と緻密な作業で制作されました。鑑賞者はベンチを観る角度によって、楓材の隙間から異なる表情と透明感を体験出来ます。また、有機的な曲線で背もたれと座面の奥行きが変化し、背中を覆うゆったりとくつろげる箇所から、背もたれのないベンチまでが緩やかに繋がり、長さに比例して様々な座り心地を体験できます。