DIALOGUE 若手社員座談会

ワールドの挑戦と、
入社まもない私たちの舞台。
挑みつづけるワールドの若手社員たち。企業文化からどのような影響を受け、どのような変化をしているのか。3カ年プロジェクトの真っ只中の1年目、2年目の社員たち。自身の成長に手応えはあるのか。対話をとおして紐解きます。
3カ年プロジェクトとは・・・
ワールドグループの将来を担う幹部候補として活躍し続けるために、3年間の店舗配属を経て本配属となる制度のこと。ビジネスの原点である店舗の現場研修からスタートし、知識・スキルの土台を形成する。第1クールと第2クール、それぞれ1年半ずつに分けられ、第1クールでは百貨店系向けブランド、第2クールではショッピングセンター向けのブランドに配属される。ターゲットや販売チャネルの異なる複数店舗での実務経験後、本人の希望と適性を見定め、本配属となる。
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横浜マルイシティ タケオキクチ
ドレッサー
新卒1年目
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玉川高島屋S.Cアンタイトル
ドレッサー
新卒1年目
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港北東急SC シューラルー
ドレッサー
新卒2年目
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ららぽーと豊洲 オペーク・ドット・クリップ
ドレッサー
新卒2年目
大手企業の、良いギャップ。
僕はワールドグループがいろんな事業を展開していることに興味を持って入社しましたが、みなさんはどんなきっかけでしたか?入社前後で印象が変わったことはありますか?
学生の頃から服が好きで、生涯ずっと服に関わる仕事がしたいと思っていて、細野さんと同じく多事業・多業態を展開していることがおもしろい会社だなと感じてエントリーしました。入社した頃、個が立っている人が多いと感じたことが印象的で、礼儀正しさと個性を兼ね備えた人が多いのは社風かなと思っています。
たしかに、百貨店系ブランドも多くてお硬い感じなのかなと思ってたけど、実際働いてみたら、色々なバックグラウンドがあって、それぞれ個性が光っていて、面白い人ばかりでした。
そうですよね。でも個性がぶつかって喧嘩することはなくて、同期や先輩も本当に仲がいい。みんな全然違うキャラに見えて、どこか内面に共通点があるのかもしれないです。
わたしは、自分の考えに向き合ってくれる人が多いなと思いました。入店してすぐの頃、先輩にキャリアビジョンを伝えたら「これから1年半、将来そのキャリアにつながるようなことを経験していこう」って、具体的な課題をくれたことがとても嬉しかったです。




1年半で、大きく変わった仕事の中身。
1年目のふたりは、今はどんな仕事をしてるの?
店舗での接客販売業務をメインに、ECサイト上にコーディネートを投稿して販売促進につなげるための撮影とコメント投稿、そのほかにも入荷商品の仕分けや掃除といったお客様を迎えるための販売外業務を行っています。
接客業務に加えて、売り場のレイアウトを考えるVMD業務、個人売上の結果を分析してまとめる週報作成の業務にもチャレンジしています。週報作成はデータから課題や改善ポイントが見えてくるのが面白くて、今いちばん好きな仕事です。
業務には慣れてきたけど、やっぱり接客はうまくいくときとそうではないときの波があって。半年経った今も、日々模索中です。
先輩の仕事内容も教えてください。
私は最初の1年半を終えて、接客メインの業務から、店舗全体をマネジメントする業務へとシフトしているところです。週次の業務では、店舗の売上実績データを分析して課題とアクションプランをまとめた週報の作成と戦略共有会も行っています。毎週チーム内で報告しながら、課題をどう改善していくかをディスカッションする時間があって、販売戦略を立てるのに必要なスキルを習得中です。
接客以外の業務に費やす割合も増えてきましたね。
お客様がどんな商品やサービスを求めているのか、自店以外の商品を調査しながら考えたり、入店数を増やすために必要なアプローチや、売り逃しを減らすための作業の効率化や在庫管理とか、接客以外の売り方を考える業務が増えました。
業務量が増えるというより、業務内容のバランスや求められる視点が変わっていくイメージですか?
そうだね。第1クールの個人の売上目標を達成する目線から、お店全体が売れる仕組みをつくるマーケティング目線に視野を広げながら、店舗全体の売上と利益の最大化を考えることが求められるようになったことが一番違うところだと思います。


1年半は、濃く、早い。
第1クールを振り返って、どんな1年半でしたか?
各クールの1年「半」という期間がポイントです。アパレル業界は春夏(SS)と秋冬(FW)で大きく2つのシーズンに分かれるけど、1年間で2つのシーズンのお客様動向や店舗業務を経験して、そこで見えてきた課題を、残り半年かけて向き合うっていうのが、すごく良い経験になったと感じています。
学んだことをアウトプットして、前年の自分と比較できる半年間は大事だよね。
そうそう、その通り。同じシーズンを同じ店舗で経験することで、自分自身の成長を実感できたと思います。
2つのクールを通して、ターゲットの違うブランドを経験できるのが良いところだし、それはたくさんのブランドを展開しているワールドだからこそできることだと思います。
第1クールで意識しておいたほうがいいことはありますか?
そうだなあ、第1クールの期間は接客の基本や顧客様形成の習得がメインテーマだから、その分直接感謝の言葉をいただく機会や、お客さまの満足を直接肌で実感することが多いと思う。なので、後輩たちにはこの1年半を噛み締めながら、目いっぱいお客様満足につながる接客について考えて実践してほしいです。
たしかに今は一心にお客さまと向き合う期間かもしれません。実は昨日「前できてたことが今できてない」って店長から指導を受けました。接客に慣れて知識もついてきたことで、変にいろいろ考えて過剰な説明をしたりして、お客様目線が不足していたことに気づきました。新たな課題が見つかったところです。
分かる!私も経験あるなぁ。やってしまいがちな失敗だと思うけど、そういう経験も成長に繋がるきっかけになると思います。


会社のなかの、いろんな道を楽しみたい。
これからどんなキャリアを実現したいとみんなは考えてる?
わたしはMD(マーチャンダイザー)志望で入社したので、直近のキャリアでいうとMDとして商品の分析や企画をしたいです。ゆくゆくはブランドで商品企画がしたいです。
僕は入社前に内定者インターンでブランドの立ち上げのお手伝いを経験しました。新規事業に興味をもつきっかけになったので、いつか挑戦したいです。
わたしはデザイン志望で入社したから、やっぱり商品企画に関わっていきたいです。
ワールドグループにはMDからデザイナーになったり、デザイナーからPRディレクターに転向したりと、意外な経歴を持っている人もいて。だからもし本配属が希望通りじゃなくても、そこからのキャリアを自分で作っていけると思うと、楽しめそうな気がします。
僕は正直、やりたいことが定まっているわけではないけど、ブランドや事業を跨いでいろんな経験をするチャンスのある会社だから、その中で方向性を定めていきたいなと思います。


[就活生に向けて]
就活という経験を大切に。
就活の軸は多々あるけれど、「好き」という軸も大事な要素だと思います。僕は、違う業界で長期インターンをして、好きな分野のことはすごく興味が湧くし話もできるけど、好きじゃない分野を仕事にするのは大変だと感じました。
興味のあることには、とりあえず飛び込んでみる、話を聞いてみる、体験してみる、ということを大切にしてほしいです。
就職活動中は、新しい出会いもあるし、先生や友達ともより深く関わることができる機会だと思います。就職をゴールだと考えるんじゃなくて、その過程も自分の人生経験として捉えると、気持ちを楽に進める事が出来ると思います。
何がしたいのか、どう生きたいのかを考える時間は貴重だと思うので、就活をとことん自分と向き合う機会にしてください。ただあまり追い込みすぎずに、周りの人のサポートを受けながら進めることもおすすめです。悔いのないよう、頑張ってください!
