田武人太川吉岩彩空美野未舘樹希古

DIALOGUE

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ワールドに入社した4人の若手社員たち。1年の違いで、経験はもちろん、直面する課題ややりがいもひとりひとり異なる。4人が今、どのフェーズにいてなにを考えているのか。4人の目に、ワールドはどのように写っているのか。対話から、ワールドの挑戦や風土を明らかにする。

3カ年プロジェクトとは・・・
ワールドグループの将来を担う幹部候補として活躍し続けるために、3年間の店舗配属を経て本配属となる制度のこと。ビジネスの原点である店舗の現場研修からスタートし、知識・スキルの土台を形成する。第1クールと第2クール、それぞれ1年半ずつに分けられ、第1クールでは百貨店系向けブランド、第2クールではショッピングセンター向けのブランドに配属される。ターゲットや販売チャネルの異なる複数店舗での実務経験後、本人の希望と適性を見定め、本配属となる。

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港北 TOKYU S.C. SHOO-LA-RUE
新卒3年目

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ららぽーと TOKYO-BAY THE SHOP TK
新卒3年目

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ららぽーと TOKYO-BAY THE SHOP TK
新卒2年目

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大丸東京店 TAKEO KIKUCHI
新卒1年目

じっくり向き合う
第1クール、
視野を
広げる第2クール。

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まずはそれぞれの仕事内容からですね。僕は今、TAKEO KIKUCHI大丸東京店で*ドレッサーとして働いています。店舗での接客販売業務をメインに、ECサイト上にコーディネートを投稿して販売促進につなげるための撮影とコメント投稿、そのほかにも入荷商品の仕分けや掃除といったお客様を迎えるための販売外業務を行っています。

*ドレッサー・・・ワールドグループ独自の販売スタッフの呼称

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私も最初の1年半は吉川くんと同じように接客メインの業務でした。現在は第2クールで店舗を異動してちょうど1ヶ月経ったところで、接客と並行して店舗全体をマネジメントする業務へとシフトしているところです。
週次の業務では、店舗の売上実績データを分析して課題とアクションプランをまとめた週報の作成と、戦略共有会も行っています。毎週チーム内で報告しながら、課題をどう改善していくかをディスカッションする時間があって、販売戦略を立てるのに必要なスキルを習得中です。そのほか、お客様が商品を見やすく、購入しやすい売り場づくりのレイアウトを考えるVMDも行っています。
3年目のおふたりは仕事内容に変化はありましたか?

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第1クールと第2クールの大きな変化のひとつは、1人のお客様に向き合っていた第1クールから、第2クールでは同じ時間で100人以上のお客様に対応するようになることかな。
接客方法は変わるけれど、同じように満足してお買い上げいただくためには何をすべきか、実現のためにはどんな課題があるかを考えて実践していく、という変化が大きいよね。店舗の販売計画に基づいて、お店の売上達成のために分析結果から販売戦略を考えたり、集客のためにwebのコーディネート閲覧数を分析したり、第1クールよりも数字で考えることが増え、課題解決の難易度も高くなった。
岩館くんはどう?

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そうだね。第2クールではショッピングセンター向けのブランドに配属になって、取り扱う商品の価格帯が低くなるけど、1店舗の売上規模はそんなに変わらないことが多い。つまり、客数が多くなるということなんだよね。だから今までより視野を広げて、店舗全体、お客様全体の動向を見ながら販売業務にあたる必要がある。第1クールの個人の売上目標を達成する目線から、店舗全体の売上を達成し、利益を最大化するためのマーケティング目線が求められるようになったことが一番の違いだね。

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1クールで、後輩も
先輩も経験できる。

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3カ年プロジェクトについて、ちょうど第2クールに入った田野さんはどうかな?

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新たな業務も増えたし環境もガラッと変わって戸惑う部分もありますが、学び直すぞ!と心新たな気持ちです。来年の春からは後輩も入ってくるので、これまで先輩方が教えてくれたことをしっかり引き継いでいきたいです。

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1年半あると、先輩とも後輩とも関わる期間ができる。教わる立場も教える立場も経験できるのは、3ヶ年プロジェクトのいいところだよね。

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人のマネジメントという要素も増えます。店舗スタッフ全員が常に高いモチベーションを持っているとは限らないので、チームで売上を高めるための目標設定や課題解決など、わたしも実践しながら学んでいる最中です。吉川くんはどう?

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個人売上をもっと伸ばしたい一方で、接客以外の業務も大切なので、優先順位付けが難しいですね。特に店舗は限られた人数で運営していて、ひとりひとりの連携が大事なので、自分が怠ったことで他のメンバーに迷惑がかかったり、自分の信頼を失くすことにもなってしまいます。

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仕事は信頼関係が大切だから、自分の売上のことだけを考えて、今やるべき仕事を後回しにしてしまうと、場合によっては店舗での信頼関係にも影響するよね。僕も悩んだことがあるけど、まずは雑務も含めた細かい仕事を手を抜かずにしっかりやることが大切かな。余裕のあるときに積極的に接客に回る。小さなことでも、その積み重ねで「頑張ってるな」と認めてもらえれば、大きなチャンスに繋がっていくと思うよ。

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はじめからひとりでできることは少ないし、助けてくれる味方を増やすためにも、そういう積み重ねって大事。3年目の自分も含め、若手には必要な姿勢だと思うな。

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意外?真面目で優しい
ワールド社員。

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ワールドに入社してみて実感したことですが、挑戦の機会がたくさんあると感じます。入社前には、資格取得をきっかけにデジタル事業部門でアルバイトの機会を提案してもらったし、現在の店舗では、お客様のLINE登録数の検証と提案を担当しています。

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社内でも、複数の業態や職種とか幅広い領域にキャリアチェンジしている人が多いよね。僕が感じるワールドの印象は、面接からインターンを経て現在に至るまで、温かくて真面目な人が多いこと。目上の人でもフラットで話しやすいし、チームメンバーとして一緒に働きやすい方ばかりだなと感じる。

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わかります。入社前は売上を巡ってバチバチ、みたいな想像もあったんですけど、全然違いました。

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同期と話していても、入社の最後の決め手は「人が良かった」っていう人が多いよ。人柄で会社を選んだ人が多いからこそ、人を大事にする人たちが集まっているんだろうなと思います。

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そういえば、同業他社の方から、「ワールドは数字に強い会社だよね」と言われました。

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感覚だけで判断しがちなことも、ちゃんと数値で測れるシステムが整っているよね。感性を大事にしつつ、数字もしっかり見てビジネスを進めていく文化なんだなと思います。

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3ヶ年プロジェクトの、
その次は。

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みなさんのワールドでの目標を聞きたいです。

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僕は古着が好きなので、入社前は 2次流通に携わりたかったんですけど、それが入社後の研修で変わりました。研修でブランドのMDの方たちの話を聞くうちに「この人たちがブランド全体を指揮してるんだ」とすごく惹かれていって、そこからMDになるという新しい目標ができましたね。

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私は、今の販売業務で得たスキルを活かしてEC事業に関わりたいです。リアル店舗の次はオンラインを通して、お客様の心を動かす施策を立てたいと考えています。

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僕は幅広くいろんなことに興味があって、吉川くんが目指すMDも、田野さんの目指すECも、生産ももっと学びたい。いろんな形でファッションに関わっていきたいし、その過程として、ブランドの責任者である屋号長をひとつの目標に据えている。

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私は今後ワールドのどんな事業に関わるとしても「お客様のニーズに向き合ってものを作る」「お客様を無視したものは作りたくない」という志は持っていたいな。

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古武さんのそういう意識は、週次の報告資料を見ていてもすごく伝わってくるよね。

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嬉しい!お客様中心であり続けるために、これからも現場の声を大事にしていきたいです。

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[就活生に向けて]
就活は、自分をとことん知る期間。

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僕が伝えたいのは、就職活動ほど自分と向き合う期間はないということです。自分の性格や、得意・苦手をちゃんと理解しているからこそ話せる内容がたくさんあります。自己理解は仕事でも活きてくるので、ぜひ真剣に取り組んでほしいです。

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みなさん就活で後悔しないように力を尽くすと思いますが、あまり気負いすぎない方が自分の良い面が出せてうまくいく気がします。たとえ面接で落ちても、その会社と合っていないだけで、自分が否定されるわけではないので、気にし過ぎないで気持ちの切り替えをすることが大事だと思います。

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やっぱり最後は好きなことを突き詰めてくださいと伝えたいです。どうもESや面接対策が進まないなあと感じる瞬間があったら、それは自分の好きなことではないからだなと受け入れると、自ずと好きなものが絞り込まれていくと思います。僕も就活を始めた時はほかの業界も受けていたのですが、自分の好きな服に関わることができるワールドに入社して正解でした。仕事は大変でも、毎日とても充実しています。

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就職活動は、自分の未来への入り口です。内定をゴールに置くと、入社して壁にぶつかったときに働く理由に悩んだり、やりがいを感じることが難しくなったりすると思うんです。だから入社する前に、自分がどんな未来を望んでいるのか、どんな人になりたいのかをクリアにしておくのが大事だと思います。自分の未来の可能性を模索しながら、がんばってください!

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