株式会社ワールドと株式会社ナルミヤ・インターナショナルは、5月25日(土)・26日(日)の2日間、両社のブランドを出店するイオンレイクタウンmoriでSDGsイベントを開催しました。イベントは衣料品の引き取り、リサイクルを行う「ワールド エコロモ キャンペーン」の共同開催のほか、ワールドのSDGs推進室とナルミヤ・インターナショナルそれぞれが企画するワークショップを開催し、ショッピングセンターを訪れるファミリー層を中心に、幅広い年代のお客様が参加できる賑やかなイベントとなりました。
イベント開催中はイオンレイクタウンmori 2Fにあるギャザリングスペースにて「ワールド エコロモ キャンペーン」を実施し、衣料品回収に参加いただいたお客様とナルミヤ・インターナショナルが運営する公式オンラインショップ「NARUMIYA ONLINE(https://www.narumiya-online.jp/shop/default.aspx)」に新規登録いただいた方に向けたワークショップを開催しました。株式会社ワールドと株式会社ナルミヤ・インターナショナルは、今後も同グループのノウハウと店舗網の規模を活かし多くのお客様にグループのSDGsの取り組みを伝えていきます。
親子で手形をとってアート体験!「残布deハンドクラフトアート」
<材料>残布、台紙、額縁
今回のワークショップはお子さまやご家族一緒に手形をとり、そこへ布を貼りつけるハンドクラフトアートを体験できるアップサイクルワークショップです。ハンドクラフトアートには自社工場から出た残布などを材料として使用しています。
手形をとる台紙は廃棄される予定だった生地見本の台紙を集め再利用しています。普段は触れる機会の少ない洋服の制作段階を学ぶことができるとともに、親子で手形をとりながら一緒に作業することで子供の成長を感じることができ思い出に残るワークショップとなりました。
SDGsワークショップのプロデュースを手掛ける“なんころ先生”こと
南田 和子(みなみだ かずこ)プロフィール
株式会社ワールドSDGs推進室所属。テキスタイル会社入社後、パタンナーと生産の経験を経てワールドに入社。複数ブランドの生産を担当し、グループのもの作りを担う生産系子会社 株式会社ワールドプロダクションパートナーズへ。自らのアイデアで、自社工場から出る残布や社内の廃材を再利用したアップサイクルイベントを提案。
SDGsワークショップにあわせて、ナルミヤ・インターナショナルは自社ブランドのロゴがプリントされたオリジナル缶バッジをつくるワークショップを開催しました。それぞれのワークショップが開催されたブースの前にはワールドのレディースブランド「OPAQUE. CLIP(オペークドットクリップ)」とティーンズ向けのブランド「PINK-Latte(ピンクラテ)」の今春夏の商品を展示、ブース全体でファッションを楽しんでいただきました。
「ワールド エコロモ キャンペーン」について
「エコロモ」とは、“エコロジー”と“衣(コロモ)”をかけ合わせたワールド独自の造語です。
当社では、“リユース、リサイクルを通じて衣料品の価値を最後まで無駄なく活かすこと”を目的に、2009年秋より、社会貢献活動の一環として、お客様の不用な衣料品をお引き取りする「ワールド エコロモ キャンペーン」を実施しています。リサイクル方法も時代と共に進化させ、2011年秋冬からはリサイクルパートナーと連携し、お引き取りした衣料品を販売し衣料品のリユース(再利用)を行うと共に、収益金は支援を必要としているこども達の未来のために役立てていただけるよう寄付を行い、これまでの寄付の総額は1億 1,167万 5,319円(24年2月末時点)にのぼります。今後2030年までに1,000万点(年※)の回収と活用を目指し、ワールドグループのサーキュラー事業を拡大させます。
※エコロモ キャンペーンとサーキュラー事業(二次流通)での回収枚数。
「私の手から 次の手へ もう一度 輝く 私の服」タンスやクローゼットの奥で眠っていた服をつぎの役割へ
ワールド サスティナビリティ プラン について
https://corp.world.co.jp/csr/pdf/world_sustainabilityplan_2022.pdf
創業以来「価値創造企業グループ」として進化するワールドグループは、1992 年に顧客価値と生産性の最大化を目的に、消費者を起点に小売から生産までを一気通貫させロス・無駄を価値に変える「SPARCS(スパークス)」構想を発表し、多業態・多ブランド戦略を実現してきました。これからも「生活文化の多様性」と「ロス・ムダのない産業世界」の高次元の両立で、多様で選択肢のある持続可能な社会の実現を目指します。
ワールドグループが創る生態系を通して、ファッション産業の多様性・持続性に貢献