【2016年秋冬 ビジュアル】

2013年秋冬のデビューから7シーズン目となる今回は、動きやすさにこだわった機能性をさらに進化させ、人気のベーシックカラーに、トレンドカラーのカーキを加えた全5色で登場します。ジャケットの着心地を大きく左右する袖付けの部分は、アームホール（袖ぐり）の形状に改良を加え、より腕の断面に近づけることで、可動域が広がり、動きやすい設計に。

シルエットについては、身頃の切り替えを絶妙なバランスで調整することによって、着用したときにより細く見える効果がさらにアップしました。また、軽い着心地をより一層追求するために、着用時に負荷のかからない縫代部分は極限までカット。
わずか1グラム程度の軽い肩パッドは、従来よりも一つ一つの穴の部分を大きくして、軽さと通気性を向上させるなど、徹底した軽量化に努めました。

素材は、ウール独特の微細な毛羽立ちを解消する為、生地の両面に毛焼き加工(※1)を施すことによって、表面を滑らかに整え、光沢感があり仕立て栄えのする生地に仕上げています。

今季のトレンドとして、花柄やチェック、ストライプなど様々な柄物に注目が集まる中、それらに合わせるジャケットは、できるだけシンプルなものが必要と捉え、今回のデザインはより一層ベーシックを究めました。スカート、パンツ、ワンピースなど、どのアイテムにもぴったりと合う丈バランスで、着こなしの自由度を叶えてくれる、主役にして名脇役ともなる匠ジャケットが完成しました。

なお、“匠（ＴＡＫＵＭＩ）ジャケット”は、2015年秋冬シーズン以降、継続して一般社団法人日本ファッション産業協議会が認証する「J∞QUALITY（Jクオリティ－）」商品認証（※2）を取得しています。