ワールドが任意団体コオフクと、障がいがある人が抱えるおしゃれの悩み・課題を理解し、成果発表までを行う「ワールド×コオフク プロジェクト」。5回目となる今回は春に続き、視覚に障がいのある方の困りごとを捉え、アーバンドック ららぽーと豊洲のワールドグループの店舗で13名が買い物の実体験に参加しました。
「誰でもおしゃれを楽しめる社会」をめざして
今春に続き2回目となる買い物体験も前回同様に「オペーク ドット クリップ」と「ザ ショップ ティーケー」の店舗にて、12 月1日(木)から12月4日(日)に開催しました。初回の実施でみえたふたつの課題「店までの移動の不安」と「会計時の不安」を中心に、プロジェクトと店舗メンバーは応対の準備をしてきました。
入店いただいた時から「信頼をつくる」
コオフク プロジェクトの想いに賛同いただき、複数企業が参加
今回、重点的に取り組むふたつの課題の解決に向けて、複数の企業に参画いただき、様々なソリューションを活用して多面的に買い物をサポートしました。
「店までの移動の不安」については、障がいのある方が快適に移動するための全日本空輸(株)<ANA>をはじめとした産学官連携プロジェクト「Universal MaaS~誰もが移動をあきらめない世界へ~(ユニバーサルマース)」において構築された「バリアフリー地図/ナビ」。
iPhone専用アプリを通じてオペレーターが視覚情報や位置情報を伝える(株)プライムアシスタンスの「アイコサポート」。また、「会計時の不安」については、レーザーの光で網膜に直接映像を投影する(株)QDレーザの「レティッサ」と共に多面的に買い物をサポートしました。
プロジェクト担当者コメント「2度の実施を経て得た多くの気づきを蓄積し、コオフクの輪を広げたい」
株式会社スタイルフォース企画管理部 業務推進課 小崎 将明
今回参加をした2店舗のスタッフ全員が「ユニバーサルマナー検定」を取得し、本番に挑みました。2度目の実店舗での開催ということで、取り組む姿勢も大きく変化し、このプロジェクトを通して接客とは「お客様の立場に立ち、誠意と熱意を持って対応すること」という意識が高まっていることを実感しています。対象店舗以外のメンバーが「自分もコオフク プロジェクトに参加したい」と手を挙げるなど、グループ内の認知も広がりました。この取り組みを持続可能なものとして、コオフクの輪が広がるよう進化をさせてまいります。
今回の取り組みとこれまでのコオフク プロジェクトについて
記載したプレスリリースはこちら https://corp.world.co.jp/news/company/2022/1767/