〈開催レポート〉246st.MARKET 


ワールドが提案する“循環型”の新しい二次流通の形 ~クリエイター10名が選んだ500点のファッションアイテムを揃えた5日間~

11月2日(水)より5日間、ワールド北青山ビル 1階にて、「246st.MARKET」を開催しました。今回イベント初の試みとして、若手クリエイターブランドのデザイナーをはじめ、編集者やスタイリストなど10名のクリエイターが参加し、ワールドグループのユーズドセレクトショップ「ラグタグ」のユーズドアイテム30万点が保管されている商品センターからアイテムをセレクトして販売。「捨てられるのではなく託され、ファッションを愛する人々の手をわたった大切な服たち」を、クリエイターの選択眼で新たに世に送り出す取り組みとして、ファッション企業として新たな提案に向けた一歩となりました。 ※イベントの詳細はこちらから

まずは、会場の様子をMOVIEでご覧ください。

一次流通、二次流通の枠を越えたファッションのおもしろさを体感できる機会として話題となり、期間中には「246st.MARKET」史上過去最高の約3,100名ものお客様にご来店いただきました。

新たな付加価値がついた500点のなかから熱心に商品を選ぶお客様
期間中お天気にも恵まれ、平日にもたくさんのお客様にご来店いただきました

POINT① キュレーターとして10名のクリエイターが参加

今回のイベントでは、”リユースとクリエイティブ”にフォーカス。次世代を担う10名のクリエイターが、自身のブランドアイテムとセレクトアイテムをキュレーションして陳列することで、クリエイターの“今”とその源となる“ルーツ”の双方が見られるイベントとなりました。10名それぞれの品揃えはデザイン、素材、色使いまでクリエイターの個性そのものとなり会場を彩りました。また、クリエイターとお客様が直接コミュニケーションをする貴重な機会も。商品に触れて、試着をして、ブランドネームの括りを超えた新しい服との出合いを楽しんでいただきました。

10名のクリエイターごとに分けられた棚にそれぞれ商品を陳列
500点のファッションアイテムはクリエイター10名がインフルエンスすることによって付加価値のあるアイテムに

POINT② 倉庫(GARAGE)をイメージした空間創造

空間創造は、グループ会社のワールドプラットフォームサービスがプロデュース。ガレージを彷彿とさせる天井高くまで組み立てられたパイプ陳列棚など、会場全体で今回のイベントのテーマである“GARAGE FOR FUTURE”を体現しました。

あえて会場を盛らないのが今っぽい、無機質なパイプを使用することで奥行きを持たせる
クリエイターが提案するコーディネートも展示。個性溢れるマネキンが目を引きました

POINT③ インスピレーションの源「MAG RAK & CLOSET」エリア

会場内を楽しく買い周りしていただくために「MAG RAK & CLOSET」として、編集者やスタイリストによるセカンドハンドの販売や、クリエイターたちが影響を受けた雑誌を紹介するスペースも。往年の雑誌を前に、お客様からも「懐かしい!」といった感嘆の声が漏れ、賑わいのある空間になりました。

今では手に入れるのが困難なアイテムも! なかには思い出深い雑誌を前に熟読するお客様もいらっしゃいました

【開催にあたって 主催者からのコメント】

株式会社ワールド IR・グループコミュニケーション室  森岡 聡子

「246st.MARKET」は、GOOD FOR FUTUREを掲げ、これまでも様々なクリエイターとコラボレーションをしてきました。今回は、ワールドグループのサーキュラー事業の中核をなす二次流通にフォーカスし、クリエイター、お客様双方からファンの多い「ラグタグ」と共に取り組みました。常に時代の最先端でモノづくりを行うクリエイターが、次の時代にもつながるユーズドアイテムをセレクト。それは、クリエイターがインスピレーションを刺激される機会となり、イベント会場では、来場者3,100名に、その刺激と興奮が伝わる場となりました。今後も、グループのプラットフォームを活用し、ファッションの楽しさを伝える取り組みを進めていきたいと思います。

株式会社ティンパンアレイ  代表取締役  平野 大輔

「ラグタグ」の商品センターには、およそ30万点のアイテムがありますが、いわゆる売れ筋のブランド以外の商品の魅力をいかにお客様にお伝えし、届けるかは課題の一つと捉えていました。今回、10名のクリエイターの方々がそれぞれの視点で掘り起こし、セレクトしてくださったことで、ファッションを愛するお客様が「ラグタグ」への信頼をもって買い取りという形で託してくれた様々なアイテムが新たな息吹を吹き込まれて一堂に会するこれまでにないイベントとなりました。二次流通市場がかつてないほどに盛り上がりを見せる今、あらためて、ファッションの面白さ、二次流通の可能性の大きさを、私たちらしくお伝えできる取り組みとなったと思います。

ファッション感度の高いお客様からふらっと立ち寄られる方まで、期間中多くの来場者の方にお越しいただきました

ワールドグループならではのプラットフォームを活かして開催された246st.MARKET。お客様にファッションの楽しさと可能性をお届けする5日間のポップアップイベントとなりました。

青山通り(246)から外観・入口を臨む

◆GARAGE FOR FUTURE MAKING MOVIE ~selected by Creators~
2022年7月、クリエイターがラグタグ商品センターにてアイテムのピックアップをしている様子を収録したMOVIEを公開中。https://246stmarket.com/theater

ワールドの公式インスタグラムT/W/Oでも「246st.MARKET」の紹介をしています。公式インスタグラムはこちら