ホーム > 商品と素材の基礎知識 > 取り扱い方法 > 毛が抜けて、他の衣類に付着してしまった!

取り扱い方法

Q毛が抜けて、他の衣類に付着してしまった!

アンゴラなどの獣毛の毛は抜けやすく、着用には十分な注意が必要です。
着用の際は、周囲に気を配ることが大切です。

Aアンゴラなどの獣毛の毛は抜けやすいため、着用には十分な注意が必要です。

毛抜けはどうして起こるの?

アンゴラをはじめとする、アルパカやモヘア、カシミヤ、キャメルなどは、獣毛類と呼ばれています。これら獣毛類の毛は、しなやかで細長い特性を持っていますが、羊毛に比べクリンプ※1が少ないため、抜けやすくなっています。また、そのデリケートな風合いを生かすために、糸には強い撚りがかけられず、これが毛抜けのもう一つの理由となっています。このため、毛抜けはある程度やむを得ないことです。


アンゴラうさぎ


アルパカ


アンゴラ山羊


カシミヤ

どうしたらいいの?

  • 毛羽がついても目立たないように、同系色の衣類と組み合わせる。
  • 毛羽が付着しにくいような、滑りのよい下着をつける。
  • 着用中は周囲に気を配ることが大切。たとえば、アンゴラセーターを着て電車に乗る場合、近くにいる人のコートやスーツに毛がついてしまったりする。また、起毛素材のソファやイスに着座したときにも同様のことがいえる。
  • 着用により出てきた遊び毛(フライ)は、ブラッシング等によって毛並みを整えながら手入れする。
ポイント
※1 クリンプ

羊毛1本1本は、らせん形で外観的には波形をしています。その波長ごとに必ず一つのねじれを持っていて、縮れたようになっています。

クリーニングに出すときは…
獣毛素材は、羊毛と比べるとクリーニングで風合いがなくなったり、ツヤが減少したり、長い毛羽が絡み合ったりといったことが起きやすい。どのような素材にも共通していえることですが、汚れがひどいほどクリーニング条件がきつくなり、衣類に与えるダメージも大きくなります。とくに、デリケートな獣毛素材は、あらかじめクリーニング店に確認し、依頼することが大切。トラブルも未然に防ぐことができます。