ホーム > 商品と素材の基礎知識 > 取り扱い方法 > プリーツ加工が伸びてきた!

取り扱い方法

Q プリーツ加工が伸びてきた!

素材によって、加工方法はさまざまです。それぞれの特性に合わせた 着用や取り扱い、お手入れでより永く美しい状態が保てます。

A素材によって異なるプリーツ加工法。素材に合わせたお取り扱いや着用が大切です。

ウール

ウールには薬剤を使用し、適当な温度・湿度・圧力・時間をかけて一定の形を保たせます。「シロセット加工」と呼ばれています。

  • ※ プリーツ保持性にすぐれていますが、着用等によって徐々にヒダが甘くなります。

座りジワ、たたみジワ等で、ヒダが甘くなってしまったときは…

スチームアイロン等で軽く蒸気を当てるか、霧吹きをし、ヒダを整え乾かしてください。

雨に濡れたときは…

もとのヒダのようにたたみ、ハンガーに吊るして自然乾燥してください。

  • ※ ヒダを伸ばした状態での加熱乾燥は避ける。
  • ※ いずれの場合にも、ヒダが甘くなった場合は、ヒダを整えアイロン等で加圧してプリーツをつける。

ポリエステル等

ポリエステル等の合成繊維の多くは、熱可塑性※1という性質を利用してプリーツ加工されています。着用でプリーツが甘くなったり、消失することは少ないのですが、乾燥機などの熱の影響を受けると、加工がとれることがあります。

  • ※ アイロンをかける際は、ヒダを整えた後、あて布を使いましょう。(温度等は製品の絵表示で確認!)

麻・綿・絹・レーヨン等

麻や綿などは、エジプト時代から行なわれている「湿熱加圧法」でプリーツ加工がなされています。ウールや合成繊維に比べると、プリーツ保持性はなく、水に濡れたり、長時間伸ばされた状態での加圧により、プリーツが消失してしまうことがあります。

  • ※ 周囲の環境や着用方法に注意!
ポイント
※1 熱可塑性
糸や織物にある形を与え、熱を加えると、その形が固定されること。プリーツセットなどに有効な特性。