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取り扱い方法

Q変色の原因に、光が関係するの?

どのように堅牢な染料で染められたものであっても、太陽の光や照明の光に長時間さらされると、光の当たっていた部分が変色することがあります。これを「日焼け」と呼んでいます。

A「日焼け」は、衣類の大敵。日常のちょっとした注意で防げます。

日焼けはなぜ起きるの?

「日焼け」は、光エネルギーを受けた染料分子が変形、破壊されて起こる現象。人間の皮膚で起こる「日焼け」とほぼ同じことが、衣類でも生じます。

変色しやすい素材

  • 絹・本革…風合を保つために、染色条件(時間や温度など)がゆるやかで、高い堅牢度※1が確保しにくいため、色あせしやすい。
  • 絹・毛・ナイロン…これらの素材の白物は、光の影響で繊維自体が黄変しやすい。

変色しやすい色

  • 淡色…多くの染料を使用する濃色に比べ染料濃度が低く、光の影響を受けやすい。
  • 鮮やかな色…グリーン系やパープル系、ブルー系、ピンク系が日焼けしやすいといわれているが、これは、染料の特性によるものと考えられている。
ポイント
※1 堅牢度
染色された衣料品が、着用や洗濯などの消費過程において、どの程度の耐久力を示すかの度合い。衣料用素材に関しては、1~5級で表わされ、5級がもっとも良好な値。

日焼けを防ぐには…

日常生活のなかでの、ちょっとした注意で、日焼けは防げます。

  • 目で光の量を測ることは難しく、想像以上に部屋に入り込んでいることがあります。クローゼットやタンスは窓際を避けて置き、クローゼットの扉やタンスの引出しは開け放しておかないようにしましょう。
  • 洗濯後の干し場所は、風通しのよい日陰か、室内を選びましょう。