取り扱い方法

Q毛玉ができたら?

Aどんな繊維でも、毛玉(ピリング)を生じる可能性があります。

毛玉の一生

1.毛羽立ち→2.ピルの発生→3.ピルの形成→4.ピルの脱落

繊維中に、ポリエステルやナイロン、アクリルなどの合成繊維が含まれる場合、天然繊維のみの素材と比べ強く切れにくいため、毛玉が脱落しにくく、残っていることがある。

どんな素材や取り扱いで、毛玉はできる?

素材

  • とくにやわらかいもの(アンゴラ、カシミヤ、ラム等)。
  • 撚りの少ないもの(スラブ、ネップ)。
  • 起毛品(シャギー)。

取り扱い

  • 着用中の摩擦の多い箇所(脇の下、袖下、腹部等)。
  • 着用以外にも、クリーニング中の摩擦でも、毛玉は発生しやすい。

どうしたら、きれいになるの?

ブラッシングしましょう。

まず、地の目の方向に沿ってブラッシングする。ホコリが取れ、毛羽の絡みがほぐれてくる。

ホコリを取る→毛羽の絡みをほぐす→毛並みを揃える

ブラッシング用のブラシは、素材に合わせた種類の選択と使い方(手加減)に注意が必要。

豚毛等(長毛ブラシ)
毛足の長いデリケートな素材に適する。
エチケットブラシ
綿など一般的な素材に適し、汎用性がある。
毛玉とりブラシ
中央が金属製のブラシ。手加減に注意が必要。

ハサミでカットしましょう。

毛玉をつまんで、他の生地や糸を切らないよう、丁寧にカットする。なるべく小さなハサミ(眉毛バサミ等)でカット!また市販の毛玉取り器などを用いカットする。

  • 裏側の点検もしましょう。
  • 引きちぎらないように!(毛羽が立って、またすぐにピリングになる。)

毛玉は、どうしたら防げる?

着用時の注意

  • 適性サイズを選びましょう。サイズが小さいと、摩擦が大きくピリングになりやすい。
  • 組み合わせる上着とのゆとりも考えましょう。セーターより小さい上着だと、摩擦が大きく、ピリングになりやすい。
  • 動きの激しい場所での素材選びも大切!ラッシュアワー等、摩擦の大きい場所での着用に気をつけて。

クリーニング時の注意

  • 信頼のおけるクリーニング店へ。信頼できるお店で、素材に適した洗い方をお願いする。

ローテーションを考えて

  • 休養を与えましょう。1日着たら、1~2日の休養を与える。型崩れも回復する。
  • 早めのお手入れが大切。ピリングはできると見苦しいので、出かける前に早めに手入れする。脱いだ時にチェックするよう心掛ける。